伯州綿 伯州綿のシャツ

目指せ! 冬でも「室内伯州綿」!

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こんにちは!

境港に移住をして、もう4年目になりした。
雪もようやく解けて、一安心している今日この頃です。

こちらに来る前は、山梨県の富士吉田市で織物の職人をしていたんです。

富士吉田市は富士山のふもとの町でしたので、ある程度の雪には慣れていました。雪道の歩き方とかは、心得ているつもりです。(*^_^*)

ですが、一軒屋に住んでの大雪は、初めてでした。
敷地も広いし、屋根に積もった雪が、かいても、かいても落ちてくるといった具合で、玄関前は常に雪が積もっている状況でした!

なので、1月の半ばは、毎日両腕が筋肉痛でした。( `ー´)ノ

 

 

 

 

 

現在の伯州綿畑の状況は、、、。

 

葉っぱも枯れてしまい、綿木のみになっている状態です。
伯州綿を収穫できる季節が終わり、
後は、枝を抜き、来期に向けて伯州綿畑の準備が3月頃から始まります。

 

 

 

 

ここからが、今回の主題です!

冬でも「室内伯州綿」!

 

この画像を見てください(*^_^*)

実は、この画像は、昨年度1月の私の部屋の画像です。
ソファーの隣にあるのは、いつもの主役の「伯州綿」です。(^^)
室内伯州綿」です。(笑)
1月なのに、こんなに葉っぱが青々としているのです。

寒い冬でも、部屋の中では緑の葉っぱを付けてくれています。
この伯州綿は、昨年の5月に種をまき、綿がすべて弾けた10月頃に、部屋の中に入れて、観葉植物として楽しんでおりました!
一昨年は、協力隊として活動をしていましたので、色々なイベント時に持って行っていました♪

ですが、「生長」しているというよりは、「維持」していると表現した方が、正しいかもしれません。

この写真の伯州綿は、管理不足で、枯らしてしまったんです。
ちゃんと管理していたら、もしかしたら室内で、越冬できたかもしれませんね。(‘ω’)ノ
また、花が咲いて、伯州綿が収穫できるかもしれませんし、、。

 

 

 

「あれ?越冬なんかできるの?」と思ったかたは、いらっしゃいますか?
そんなあなたは、「伯州綿ファン」ですね。(^-^)

 

「伯州綿の栽培」を説明する際は、

5月に種をまき~
7月に花が咲いて~
8月にコットンボールが出来き~
9月に綿が弾ける。
収穫を全て終えたら、綿の木を引き抜き、
そして、翌年も「5月に種をまき~」

というように、紹介しております。(;’∀’)

 

 

つまり、「一年ごとに、新しい種を播く。」と紹介してます。

 

 

 

 

 

「一年生植物」と「多年生植物」

 

皆さんは、「一年生植物」「多年生植物」という言葉を聞いたことはありますでしょうか?

 

  • 「一年生植物」(いちねんせいしょくぶつ)とは、一年で世代を終える植物のことです。
  • 「多年生植物」(たねんせいしょくぶつ)とは、複数年にわたって生存する植物のことです。

 

熱帯の多雨地帯のように年間を通じて植物の成長が維持できる環境では、植物は一般的に「多年生植物」です。そのため、同じ植物でも、熱帯地域では「多年生植物」ですが、温帯地域では「一年生植物」になる植物も存在します。

 

 

 

 

伯州綿は多年生植物

 

現在、「伯州綿の栽培」を説明する際は、
「一年生植物」として紹介していますが、本来、綿は「多年生植物」に分類されるそうです。

世界には、様々な「綿」が存在していまして、「伯州綿」を含む「和綿」は、インド(温暖な地域)が原産といわれています。

四季がある日本の気候では、冬の寒さに耐えきれないため、「一年生植物」として扱われています。チャンスがあれが、室内で「伯州綿」を越冬させて、「多年生植物」である断片をみたいと思います。(笑)

 

理想としては、今年の夏に、また「花が咲いて」→「実が出来て」→「綿が弾けること」です。(;’∀’)
どうなりますでしょうかね・・・。

冬も部屋の中でも楽しめる「室内伯州綿」が理想です。

 

 

 

 

工房にも緑がほしい!

最近、自宅兼工房で作業をしているのですが、「緑」が欲しいと思いまして、幾つか「緑」を置き始めたんです。(お客さんに頂いたりなど。)
その中に「室内伯州綿」があったら、話も弾みそうだなぁと思ったり。

そして、部屋に「緑」があるだけで、なんとなく落ち着くんですよね。

「緑」「観葉植物」は、多くの施設やオフィスなどにもおかれていて、「インテリア」「リラックス効果」「空気の浄化」「湿度調整の効果」など、様々なメリットがあると聞いていますので、私の工房にも積極的に取り入れていこうと思っています!(‘ω’)ノ

更に、伯州綿を観葉植物のようにできたら、工房にいらっしゃるお客さんにも見ていただけて、より伯州綿を身近に感じて頂けるのではないかと思います。

今年は、しっかりと越冬の準備をして、再度「室内伯州綿」に挑戦しようと思います!

 

 

 

 

最後に、、、。

伯州綿のシャツも作っては、お渡し。作っては、お渡しをしています!

女性用のロングのワンピースタイプ

 

こちらの女性用のドロップショルダータイプ

一口にシャツと言っても、色々なタイプがあります。
お一人お一人のご要望に合わせて、お作りしています♪

ご興味のある方は、是非ご連絡ください!(*^_^*)

では、また!

-伯州綿, 伯州綿のシャツ

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自己紹介


伯州綿のシャツをつくっている仲里と申します。
和綿(伯州綿)に惹かれて、鳥取県の弓浜半島にある境港市を拠点にシャツの企画・製造・販売を行っています。
日本で栽培されてきた伯州綿で、「素材からの日本製」のシャツをご提案いたします。