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隠岐諸島へ行ってきました!(‘ω’)

投稿日:2024年12月28日 更新日:

こんにちは!

もう少しで今年も終わりですね。
ストーブを焚かないと、寒くて凍えそうな冬の到来。

 

 

季節は移り替わりますが、
私は変わらずに、日々いただいているご注文を有難くこなしております。
<(_ _)>

 

今年最後の納品を無事に終え、ホッと一安心しているところでございます。
(^-^)

 

 

しばらく更新をしていなかったブロブを書き始めている次第です。

 

なんだかんだで、今年の年末も、いそいそと活動しておりました。
そんな中、12月の初旬に、隠岐諸島に行ってきました!

 

このたびは、その様子をご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

初めての隠岐諸島へ

 

隠岐諸島へは初めて訪問することになりました。
本土から隠岐諸島に行く方法は、飛行機または船(フェリー等)で行くことができます。

 

このたび、私はフェリーに乗り、隠岐諸島に向かいました。
隠岐諸島に行くのも、大きな船に乗るのは初めてでしたので、このたびの旅は、とても新鮮な体験となりました。

 

 

なぜ、このたび隠岐諸島に向かったのかといいますと、
この夏にクッションカバー制作したのですが、実はこれ、とあるお宿さんからご依頼で制作して、納めたものなのです。

 


クッションカバー: 焼火窯(西ノ島)× 伯州綿のシャツ屋(境港)

 

その際に染色をお願いしたのが、隠岐諸島の西ノ島町に工房を構えておられる「焼火窯(たくひがま)」さんでした。

 

焼火窯(西ノ島)https://takuhigama.thebase.in/

 

このたびの隠岐諸島への旅は、「焼火窯(たくひがま)」さんへの訪問が、目的でございます。
( `ー´)ノ

 

 

隠岐諸島の位置

 

少々、隠岐諸島の説明をいたします。
私は、隠岐の島!と表現してしまうことが多いのですが、正確には大小の島が集まった諸島でして、島根県の離島です。

 

下の地図のように、
隠岐諸島は、境港(鳥取)の北、約100km程離れた場所に位置します。

 

 

境港から隠岐諸島にいくには、境港(鳥取)または七類(島根)から、船に乗っていくことができます。

このたびは、
季節のダイヤを鑑みて、七類港(島根)からフェリーに乗り目的地の西ノ島に向かいました。

 

このたびのフェリーのルート↓

七類港 → 隠岐(島後) → 隠岐(島前)
西ノ島までおよそ4時間半

 

時期が異なれば、境港から島前のコースもあるのですが、私が利用する時期は、境港から島後を経由して島前に行く便しかありませんでした。

 

境港から島前コースであれば、3時間ほどで到着することができるとのこと。
( ゚Д゚)Z

 

 

隠岐諸島は、大小を含めると、180余りの島々から成り立つ諸島です。
島前と島後に大別され、このたびの私の目的地の西ノ島(西ノ島町)は、島前に位置します。

 

さらに島前は、人が住む集落があるの3つの島で形成されています。
それが、中ノ島(海士町)、西ノ島(西ノ島町)、知夫里島(知夫里村)です。

 

 

少々前置きが長くなりましたが、
それでは、隠岐に出発したいと思います!

 

画像多めで紹介しますので、道中の風景を楽しんでいただけたらと思います。

 

 

 

出発の朝

 

まずは、いつもの出発朝。

 

 

9時に出発のフェーリーに乗るので、港には30分ぐらい前までの到着を目指しました。

 

庭のサザンカが、綺麗に咲いていたので、なんとなくパシャリ。

 

 

 

 

 

七類港のフェーリー乗り場に到着

 

自宅から20分ぐらいで、島根県の七類港(しちるいこう)に到着しました。

 

この間に天気が変化し、傘が必要なぐらいの雨になりました。

 

 

近くで見るフェリーの感想は、「結構デカいな!」でした。
( ゚Д゚)

 

 

このフェリーに乗って、日本海の冬の荒波を越えていきます。
無事な航海を祈ります。
(。-人-。)

 

 

 

 

いざ、フェリー乗って隠岐諸島へ!

 

この日の波の高さは、4m!
のちのち聞いた話によると、5mになるとフェリーは欠航になるのだそうです。
なので、中々の荒波での乗船となりました。

 

雨は降ってるけど、雲の切れ間から青空が見える、そんな不安定の天気の中での出航となりました。

 

 

初めての乗船でしたので、最初の1時間ぐらいは、船内をウロチョロしておりました。

 

 

その後、船内を歩けないほど船の揺れが激しくなり、ようやく壁通えに進めるような状況が続きました。

 

そのため、船酔いにならないように、雑魚寝フロアで寝る体制に入りました。
(;^ω^)

 

 

想像していた以上に、船が揺れていたので一時は心配になりました。

 

ですが、
乗船客は皆さん平気な感じでしたので、「こういうものかぁ」と安心して、雑魚寝フロアでゴロゴロしておりました。
(笑)

 

 

 

隠岐諸島の島後に到着

 

乗船から2時間半ほどたち、隠岐諸島の島後(どうご)の港に到着しました。

 

 

島の近くになると、天気も晴々、波も穏やかになり、何となく安心感が高まります。

(‘ω’)ノ

 

 

海面、キラキラ。

 

気持ちは、ワクワク。

 

 

島後を離れるときに、綺麗な虹が架かっていたので、パシャリ。

 

何か良いことがありそうな予感がしました。

 

 

多くの乗船客が、島後(どうご)で降船しました。

それにより、
フロアは、ガラガラになりましたので、ようやくパシャリ。

 

 

先ほど、雑魚寝フロアと紹介したフロアです。↑

 

ちなみに、フェリーに乗りなれている方々は、乗船から降船まで、このフロアで、寝に入るそうです。

ピンク色の絨毯は、ポカポカしていて、とても気持ちがよかったです。

 

そういえば、
私みたいに、船内をウロチョロしている人はいませんでした!(笑)

 

 

 

島前の海士町に到着

 

島後を出航し、1時間ぐらいしてから、島前に到着しました。

 

島後から島前は、目と鼻の先のような距離だと思っていたので、1時間もかかるのは、ちょと意外でした。
(;^ω^)

 

 

前方には、西ノ島が見えています。

泳ぎに自信がある人であれば、スイスイと泳いでいけそうな距離。
(ちょっと大げさだったかな。)

ですが、そのぐらい近い印象でした!

 

 

 

 

島前の西ノ島に到着

 

ようやく目的地の西ノ島に到着しました!

七類港を9時に出航して、西ノ島に13時半ごろに着きましたので、
およそ4時間半ほどの船旅になりました。

中々の長時間でしたが、船酔いもなく、楽しい初フェリー乗船となりました。( `ー´)ノ

 

 

ようやく、人生で初めて隠岐諸島に降り立ちました!

天気も良好で、ありがたや、ありがたや。

 

 

焼火窯の皆さんと合流して、西ノ島の名所を車でご案内いただきました。

 

雲と雲の間に、不思議な流れの雲を発見したので、
とりあえず、パシャリ。

 

 

ちなみに、西ノ島は地図で見ると、このような感じです。

 

 

別府港というのが、フェリーが到着した港です。

このたびは、西ノ島の西側を中心に、絶景ポイントをご案内いただきました。

 

 

車になっている間もワクワクしながら、カメラでパシャ、パシャ。

 

 

 

島前カルデラ

 

まずは、島の中心に位置する島前カルデラ。

 

火山活動で陥没したくぼ地に海水が入り込んで、現在では島に囲まれた入江のような景観になっています。

 

 

そのため、
日本海の荒波を受けても内海側は比較的穏やか環境が保たれるため、かつては北前船の寄港地として、利用されていたそうです。
境港も北前船の寄港地として、栄えた町ですので、とても親近感を感じました。
(^-^)

 

今後は北前船の寄港地巡りもしてみたいなぁと思いました。
西ノ島では、現在でもこの地形を生かして岩ガキの養殖などが行われているそうです。

 

 

 

少し車を走らせると、馬を発見!

 

 

車越しに、馬!

 

 

この後、車を降りて、馬にタッチしました。
大人しくて、暖かくて、なんだかグッと非日常感を味わいました。

その後も、大自然の中をドライブ。

 

 

馬、いっぱい。

 

 

牛も、いっぱい。

 

 

隠岐の雄大な自然と、牛や馬が醸し出すほのぼのとした空気のなか、さらに車を走らせます。
(^^♪

 

 

 

国賀海岸

 

国賀海岸のあたりは、本当に大自然を満喫することができる場所でした。

 

浸食海岸が連なり、その大迫力に圧倒されました。
( ゚Д゚)

 

 

海のほうを見ると、水平線が綺麗に見えて、ビックリ。

大自然の迫力、悠久の時間の流れを感じることができるパワースポットって感じでした!

 

 

話は変わりますが、
山梨県に住んでいたころ、仕事の先輩と一緒に山登りにいっていました。

何となくその時に風景、感覚によく似ていて、車で行ける場所なのに、山の尾根を歩いているような気持になりました。
(; ・`д・´)

あれから随分と時間が経ち、自分が置かれている状況も変化していると、急に回想が始まりました。

そして、まだまだ道半ばということに、なんかドキドキ。(焦りと楽しみが半々ぐらい)
(;^ω^)

 

 

 

 

通天橋

 

 

国賀海岸にある、日本海の荒波に削られてできた架け橋のような岩。
波の浸食によりアーチ状のトンネルができたそうです。
( `ー´)ノ

 

写真で見ると、大きさがわかりにくいですが、実際に現場で見ると、その迫力に圧倒されます。

 

 

国賀海岸や通天橋は、
火山活動や日本海の荒波などによって形成されたものらしく、大自然の動きを感じることができる非常に素晴らしい景観でした!

 

 

夕日の入り方、冬の空と風と海のバランスが、とても良く、このタイミングで西ノ島に訪問することができて、良かったなぁ。なんて思いました。

 

地元のかたに西ノ島をご案内いただけて、本当感謝です。

西ノ島の大自然を満喫することができました。

 

 

その後、
このたびの旅の大メインである焼火窯さんの工房に伺い、ゆっくりとお話をさせていただきました。

(画像がなくて、すみません・・・。m(__)m)

 

 

 

 

本日のお宿へ

 

20時前に、このたび宿泊するお宿に到着。

 

 

夜ごはんは、とても豪華!

サザエ、めばち、ツバス、カサゴなどなど。
どのお料理も美味しく、ご飯もお代わりをさせてもらい、大満足の夜ご飯でした!

 

 

 

 

次の日の朝。

天気も気分も上場で、最近日課にしている散歩に出かけます。
時間は7時過ぎ。

 

 

 

待ちに待った、朝ごはん。

 

焼鮭、卵、ご飯にお味噌汁、そしてたくさん小鉢!

 

万歳!
朝から活力があふれるラインナップで、とっても大満足の朝ごはんでした!

調子に乗って、ご飯をお代わりしました!

 

 

お宿の全体はこのような感じです。

 

 

一日一組限定の民宿「民宿かふぇ春」

https://nkk-oki.com/japan/information/haru/

皆さんも西ノ島に訪れる際には、ぜひお宿の候補の一つに!

 

 

 

 

焼火窯(たくひがま)

 

この日は、朝から焼火窯さんを訪問させていただきました。

焼火窯さんは、焼き物と染め物の両方をされている工房です。

 

西ノ島から採集できる土や灰を原料にして、陶器を生産されています。
また島で採集できる土は、粒子が非常に細かいため、布を染める染料としても活用されています。

 

焼火窯(西ノ島)https://takuhigama.thebase.in/

 

その土の染料で、このブログ最初に紹介したクッションカバーを染め上げていただきました。

 

 

この日、私は染め物体験させていただきました。

 

手拭サイズの生地を染めました。
生地を折り進めていき、輪ゴムを使って、染める前の工程を行います。

 

 

黄色やオレンジ、グレーなどの染料(土)を生地に浸みこませていきます。

 

 

で、仕上がったのが、こちらの柄。

 

まるで、万華鏡の柄みたいです。

もう少し明るい色が多めでも、良かったかなぁなんて、思ったり。
(^-^)

 

 

染め体験を行いながら、色々なお話をさせていただきました。
仕事や、物事に対する考え方など、その内容は多岐にわたりました。

 

頭の中に浮かんだ単語は、
「今まで」と「これから」 でした!

 

とても充実した時間を過ごさせていただきました。

 

 

 

 

いかあ屋(西ノ島コミュニティー図書館)

 

 

最後にご案内いただいたのは、西ノ島町コミュニティー図書館「いかあ屋」さん。

https://nishinoshimalib.jp/

 

 

 

ウェルカム感がいっぱいの暖簾が、とてもグッド。

「いかあ屋」という名称は、
「行こうよ」や「行こうや」の方言と、このたびは、あまり触れませんでしたが、西ノ島にはイカにまつわる伝説があることにちなんで、コミュニティー図書館の愛称が「いかあ屋」になったそうです。

 

 

入り口の左手には、陶器のタイルが並んでいました。

こちらは、焼火窯さんの作品。

 

 

非常に居心地の空間で、少しの間しか滞在しなかったにも関わらず、しっかりと休憩をしたような気分になりました。

 

 

こちらも焼火窯さんの作品。

マーブル模様の超大作!

 

 

帰りの船の出航時間が迫っていたので、いかあ屋さんを出発しました。

 

13:30の船で西ノ島を出航し、いざ家路へ。

 

 

 

 

帰路へ

 

お見送りいただき、清々しい天気の中での出航です。

 

 

神々しい光の柱たち。

 

 

この旅を頭の中で、総括しながら船内をウロチョロしたり、雑魚寝フロアでゴロゴロしたり、なんだかとても心地の良い時間。

(-_-)

 

13:30頃に西ノ島のを出航し、18:00頃に七類港に到着しました。

 

 

旅から帰ってきた感が満載。

降り口などの雰囲気から、飛行機に乗ってきたかのような感覚になりました。

 

あたりは、もう真っ暗。

 

 

 

 

七類港(島根県)のターミナル。

この時期にも関わらず、
旅行客や学生さん(部活の遠征かな)で、結構、人が多くてビックリ。そして、安心。

 

 

最後に、
お疲れフェーリーを、パシャリ。

 

無事に帰ることができました。
感謝。(^^ゞ

 

 

このたびの、西ノ島への旅は、とても良い刺激が満載でした。

バクっとした表現ですが、
「今まで」と「これから」を改めて考えることができる旅となりました。

 

これからも、
しっかりと精進します!

ブログも更新します!(笑)

では、また!

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伯州綿のシャツをつくっている仲里と申します。
和綿(伯州綿)に惹かれて、鳥取県の弓浜半島にある境港市を拠点にシャツの企画・製造・販売を行っています。
日本で栽培されてきた伯州綿で、「素材からの日本製」のシャツをご提案いたします。