こんにちは!
「伯州綿(はくしゅうめん)」が、弾けました!
待ちに待った収穫の時期です♪
(^-^)
家の裏庭では、
9月の初め頃に、最初の伯州綿が弾けました。
ここでちょっと栽培のおさらいです。
伯州綿の栽培スケジュール
伯州綿は、5月の種蒔きから栽培がスタートしました。
簡単にイラストで紹介すると、こんな感じです。
で、
今がようやく収穫の時期というわけです。(^^♪
7月以降の作業内容をご紹介
支柱たて
摘芯
「摘芯(てきしん)」とは、
植物の生長点を摘み取ることをいいます。
綿木の頂点を摘むことにより、側枝の生長が促進され、より多くのコットンボールができるようになります。
方法を端的にお伝えすると、
綿木の高さが、70cm位のときに、一番高い位置の先端を摘み取ります。
綿木の最も上に伸びている部分(頂芽)の成長点を摘まんで、摘芯を行います。
柔らかい茎の部分から、手で摘み取って行きます。
ちょっと、可哀そうな気もしますが、多くの「伯州綿」を収穫するために、思い切って「摘芯」をしましょう!(^^♪
以上、
作業内容を、簡単に紹介いたしました!
「摘心」について、ちょっと詳しく(‘ω’)ノ
せっかくなので、
今回は、摘芯について、もう少し突っ込んでみようと思います。
ここからは、かなりマニアックなお話です。(笑)
元気良く、いってみましょう!
「側枝」の数で、「摘芯」を行う方法をご紹介いたします。
私の場合、
「側枝」の数が、8本~10本になったぐらいで、「摘芯」を行っています。
「側枝」とは
「綿」が実る枝のことを言います。
「側枝」は、「花が結実し、果実(綿)ができる枝」ということで、
別名「結果枝」とも呼ばれます。
「摘芯」を行うことで、
「側枝」の生長が促進されます。
それにより、「綿の実」を充実させることができます。
つまり、
「綿の実」を十分に生長させるために、
「側枝」の数を、8本~10本に制限しています。
イラストで説明するとこんな感じです。(‘ω’)ノ
次は、画像でくらべてみます。
「摘芯」をすると・・・。
こんな感じに、
ヨコに「側枝」が生長していきます。
画像ですと、非常に分かり難いですね。(;’∀’)
もっと、精進します!(笑)
以上、「側枝」を数えて、「摘芯」を行う方法をご紹介しました!
上手く、お伝えできたでしょうか?
頂点を摘む「摘芯」は、生長させる「側枝」の数を決めること。
と考えると分かりやすいかもしれませんね。
(*^_^*)
このたびご紹介した方法が少しでも参考になりましたら、幸いです。
m(__)m
<開花> → <結実> → <開絮>
最後に
花が咲いて、「伯州綿」が弾けるまでを、画像で紹介いたします!
7月半ばから花が咲き始めました。
花が咲いた後に、受粉が行われていると、小さな実が出来ています。
「小さな実」は、約1ヶ月半をかけて、どんどん生長していきます。
8月の終わりころから、
天気が良く、乾いた日に、「伯州綿」が弾けます!
綿が弾けることを、
「開絮(かいじょ)」と言います。(豆知識♪)
なんか「開絮」って響きが、専門家っぽいですね。(; ・`д・´)
白くてふわふわなものが、できました!
なんとも不思議な植物です。
収穫に付いて
伯州綿の収穫は、
12月頃まで、できちゃいます♪
8月の終わりから12月にかけて、順次「伯州綿」が弾けています。
花もまだまだ咲いています。
また、頃合いをみてレポートしたいと思います。
(^^♪
では、また!